News飼い主さんと愛犬のためのお話

ペットフードの「総合栄養食」とは?

こんにちは!東京都品川区大井町のDog salon Bebegim(ドッグサロンべべイム)です

私たちの身体は『食べるもの』で出来ている
それはわんちゃんも同じです😄

以前、ペットフードのの原材料についてブログを書きました
https://bebegim-dogsalon.com/dogfoodchoice/

ペットフードについて知っておいてほしいことの続きです😉

ペットフードを選ぶのが難しい。。

実はペットフードは、日本では「食品」ではなく「雑貨」という扱いで
安全性・品質を規制する法律もありません。。

ちょっと驚きですよね
そして残念なことです😰
法律や規定などが整っていないので、粗悪なペットフードが出回ってしまっているのも事実。。
そして様々な情報があるので
飼い主さんが良質で安全なペットフードを選ぶのがすごく難しくなっています

「総合栄養食」なら大丈夫?

ところで、AAFCO(アフコ)と呼ばれる基準があります
AAFCOとは「米国飼料検査官協会」という言葉の総称で
アメリカの団体が栄養基準やラベル表示に関する基準を制定しました

今やAAFCOが定めたペットフードの栄養基準は世界的なスタンダードとなっていて
日本のペットフードもAAFCOの栄養基準にのっとっています

いわゆる『総合栄養食』といわれるものはこの基準をクリアしているものをいいます

しかし!

栄養基準を満たしているAAFCOなら「安心」とは言えないのです😢

なぜなら
ペットにとって好ましくない原料を使っても
AAFCOの栄養基準をクリアしていれば 『総合栄養食です!』と表記しても良いからです

え?どういうこと??

と疑問がわくと思いますが、AAFCOの基準の『数値』を満たしていれば『総合栄養食』なのです

なので、なかには素材では足りないところをいろいろ外からの添加物で補って
AAFCOの栄養基準の数値を満たしているフードもあるのです

つまり、「総合栄養食」=「安全である」とは言い切れないということです🙄

「AAFCO」の基準というのはあくまで栄養素の「量(数値)」であって「品質」ではないのです

AAFCOはあくまでも基準のひとつ

こういう内容は
今やインターネットで調べるとわんさか情報がでてきます
(そしてその後に「おすすめのフードはこれ!」なーんて広告につながりますのでご注意を💦)

AAFCOはあくまでもフード選びの基準のひとつとして見てもらえれば大丈夫です

以前私はこんなブログも書きました
https://bebegim-dogsalon.com/story-3/

総合栄養食ってなんだろう。。?と疑問に思ったからです

栄養の数値を満たしていれば果たして「健康」でいられるのでしょうか?
生きてはいられるけど。。「健康」かどうかはまた別の話なように思えます

私たち販売する側も購入する飼い主さん側もペットフードへの意識が変われば
ペットフードは今よりももっと安全で良いものが増えていきます😌
粗悪なものが避けられて売れなくなるからです
売れないものをメーカーは作りません

今のあげているごはんはどうなんだろう?
と、ふと思ったら
ぜひご相談くださいね🎶