こんにちは!トリマーのMAYUです🎶
今の職場の近くにはペットショップがあることも影響してか トリミングに4ヶ月ぐらいからのパピーちゃんが多く訪れます
最近の子犬の傾向でしょうか
『うーん。。細い。痩せてるなぁ。。🤔』
小さくて細くて華奢な子がとても多いんです💦👇
この子は7ヶ月ぐらいですが 子犬ならもう少しムチムチしててもいいよなー。。と思います
首なんて 持ったら折れちゃいそう。。😵💦
体重が軽いので 踏ん張って立ってられず ふわふわ。。じっとしてられない様子でした🤔
食事?病気?ブリーディングの問題?
小さい個体への関心が 今なお強い日本。。
見た目の可愛さだけではなく 身体が健康な仔犬の繁殖のが第1条件だと思うのですが。。😥
健康な体型を知ろう!
ところで動物病院などで推奨している ボディコンディションスコア(BCS) ご存知でしょうか?
こちらはわんちゃんの身体を見て触ることによって 理想的な身体かどうかチェックできるものです!
腰骨や肋骨が簡単に触れたり 見るだけでわかるような状況は 『痩せている』状態というのが わかりやすく記載されてますね😌
しかし、特にプードルちゃんを飼われた飼い主さんに注意して欲しいのは もふもふの長い被毛によって実際の体型が分かりづらいこと!
太っているのか 痩せているのか 見た目では分かりづらいんです🙅♀️
ましては、わんちゃんを初めて飼われた方にとっては 『愛犬の普通』がわからないものです😵
『この子ってこんなもんかしら?』と疑問をもちながらも 『まぁ元気にはしてるから大丈夫かな?』となりがちです
そういう飼い主さんのためにも 獣医さんや私たちのようなトリマーさんのきちんとしたアドバイスが必要ですね!
痩せてる原因を考える
痩せ気味の子の飼い主さんがいたら こんな風に聞いています
『触った感じ少し痩せ気味なのですが、ご飯とかお困りな事ありませんか?』
すると飼い主さんからこんな答えが返ってくることがありました
『食べているのだけど太らないの💦 』と。。
食べていても太らない。。🤔 そういう症状の病気もありますが ここでは病気でない事を前提にして原因を探してみます
原因として考えられる事は
- 純粋に一日に摂取するごはんの量が足りない
- 運動量が足りない または 運動量か多すぎる
- 栄養素がきちんと吸収されず食べていても嘔吐や下痢で体外に排出してしまっている
- 一回に食べる量が少なく残してしまう
あとは悪い方向で考えると 『飼い主さんが仔犬の体重を操作してしまっている』 。。ですが あっては欲しくない事ですね😑💦
ごはんの1日量が足りない!
この場合ですと 飼い主さんの勘違いが多いです😵
フードの裏の表示をみると 体重別にだいたいの一日の給与量が記されています
ここで、今の痩せている状態の体重に合わせてしっかり計ってあげていると 体重は増えません🤔💦
目標とする体重の給与量をあたえるといいですよ〜いうアドバイスをします🙆♀️
なので体重が安定するまでは定期的に体重を測定してあげると良いですね🎶
運動量が足りない!多い!
これが原因の場合も多いのではないかなと思います
特にパピー〜成犬までは 十分な運動や刺激が必要な時期です
毎日たくさん運動すれば お腹がへりますが、逆を言えば運動量が少ないと そこまで栄養素を多く摂取する必要が無いので わんちゃん自身も自然の摂理でコントロールして 必要な分だけ食べるようになります
一方 過度に運動量が多くて 摂取する栄養が足りない場合もあります
その場合は胃腸に負担がない程度にごはんの量を増やしたり、回数を増やしたりして、摂取カロリーを上げることが必要になります
健康な身体を作るためには 運動!栄養!睡眠!のバランスです👏
栄養素が吸収出来ない!
この場合は 一度に食べる量が多すぎたり、ごはんの原材料がその子に合っていなかったり、その子の消化器官がきちんと育っていない、内臓が健康な状態でないことが疑われます
パピーの成長は外見だけではなく 内臓も成長していないといけません
入ってきた物質をしっかり処理できるお仕事ができないと いくら食べても消化出来ず。。栄養素として吸収されないで出ていってしまいます😵💦
この場合もっと消化の良いものから与えて 栄養素を身体に吸収させ 内臓機能を整えていく必要があります
一度に食べる量が少ない!
身体の小さい子にあり得るお話です!
胃袋が小さいので 一度に多く食べる事が出来きず、ごはんを残してしまう
すると飼い主さんは『あれ?食べないの?』となって片付けてしまうとします
一日2食の子がそのような感じで残してしまうと 必然的に一日の必要摂取量が満たされなくなってしまいます
この場合は一日のごはんの回数を増やすようにアドバイスします💁♀️
3回または4回と 一回の量を少量に回数を増やして きちんとごはんを完食できる環境をつくってあげましょう!
他にも様々な原因や理由、もちろん病気の可能性などが考えられますが、まずは食事のあげ方、環境の改善などからアプローチをかけてみてはいかがでしょうか?😊
わんちゃん達は自分で食事を選べません 私たちはその事をしっかり理解して 健康な身体つくりを目指してあげましょう✨