こんにちは!トリマーのMAYUです🙋♀️
少し前にショッキングなニュースがあったのはご存知でしょうか
記事【ペットフードから「サルモネラ菌」、14匹死亡か 食品ではなく「生活用品」扱い】
生活クラブはいわゆる生協のブランドです
生活クラブのホームページには理念もビションも素晴らしいことが書かれています
そしてその中でも特に『食の安全』には重点を置いていますね
ところがペットのおやつに関して悲しい事件が起きてしまいました
記事にある通りささみのおやつからサルモネラ菌が検出
サルモネラ菌は家禽類が多く保有していて 調理の際にきちんと加熱調理されないことにより 時々人間でも集団食中毒などニュースで取り上げられたりしますね
身体が弱っている人が感染すると 死亡事件にもなりうる菌です
今回それを食べてしまって被害にあったペットは60頭以上、そのうち死亡してしまったペットは14頭もいました
なかなかの事件だと思いませんか?
この事件、何が問題で今なお炎上しているかと言うと
最初の組合員からの報告(2019年1月)から 本格的な調査までなかなか動かなかったこと。。(あんなに食の安全性を謳ってるのに。。)
そして8月になってまで原材料(鶏)や工場、従業員から原因を特定できないと言っていたことなど。。(ちゃんと調べていたのかな?🤔)
それまで 販売している生活クラブと生産工場のノースペットのHPには一切謝罪文などは残念ながらありませんでした(被害報告はたくさんあったのに!)
しかしその後ニュースなどに取り上げられるようになり。。
やっと、生産している北海道の工場ノースペットはHPに謝罪文を載せていました
被害に遭われたご家族はこの謝罪文でご納得されるのでしょうか。。『農林水産省への報告を優先に』って。。😧ちなみに初めての謝罪文は9月3日です
そしてその後、牛干し肉商品でもサルモネラ菌が含まれていたことがわかったと報告しました
生活クラブの方でも報告がありましたが。。
生活クラブ【ペットフード事故についてのお知らせ】
謝罪の内容に関しては罪のなすり付け合いのようです。。😢
1月の組合員からの報告の時もう少し真剣に受け止め、ちゃんと調べていたら こうはならなかったのかなとも思います
(しかもサルモネラ菌ならペットから人にもうつり、二次被害が出る可能性もあるのにな。。)
生活クラブ生協が公表した後にも、1匹亡くなったことが追記されていますので、死亡した子は計15匹になりました
純粋に対応が遅すぎると感じてしまいます
この事件を受けて
皆さんはどのように愛犬の食の安全を守りますか?
何を基準に選びますか?
生活クラブのような
いかにも食に対して真面目で安全性が高そうで信頼できる会社が
ペットのフードになると『生活雑貨』扱いの中でしか取り扱っていませんでした
でもきっと消費者は信頼して その商品を選んでいました
この問題は
日本のペットのフードに関する法律がかわらないと かわらないからもしれません。。
国産の原料だから安全ですか?
日本で製造しているから安心ですか?
『国産』=『安全、安心』はそろそろ私たち飼い主は見直す必要がありますね
そして販売する側にも立つ私は きちんと安全性を見極めないといけません
ちなみに。。人間の食の安全性の問題も食中毒事件や異物混入による問題は度々出ていて無くなることはないですね。。
食品衛生法が2018年に15年ぶりに改正されました
人間で15年ぶりです。。うーん
ペットフード安全法が改正されるにはまだまだ時間がかかるかもしれません。。
しかし、この事件を機に改正されることを願います